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   はじめに
背景
 私は、医療従事者として日本最高峰の病院で働いておりました。(厳密には休職しております。)専門領域では自他共に認める実績等でも有名なパラメディカル(医師を取り巻く薬剤師などの医療職)で、研究職、現場職を併任しておりました。
 
 私が公益通報に至った根本は家族の病気にあります。実母、妻共にがんで苦しみ、長男も数年前に大病を経験、若干の障害を有しております。まさに、人生でかけがえのない大切なもの全てが天国にとられそうになった。愛する者が病気で苦しむ姿を見、私は苦しみました。家族としても、無力な医療従事者としても...
 また、数年前から医療過誤被害者救済のボランティア活動をしており、この活動でも多くの医療過誤被害者を見ていました。患者の苦しみを直接、多方面から感じていました。
 
 実は公益通報の経験は過去にもあります。当時は公益通報保護者法もなく、内部告発という言葉で置き換えられていました。詳細は控えますが、他の大病院でもある意味、今回(2011〜2012年)の公益通報事案を上回る医療不祥事を頻回に起こし、それを隠蔽していました。更に当時、厚労省に対し、医療ミス、不祥事隠しの確実な証拠提出したのにもかかわらず、厚労省自体が事実を公表せずひた隠しにする。私に対する嫌がらせや圧力、家族に対する不法行為、犯罪行為の数々......。
 どの事案、行為にも確実な証拠があるのです。全て真実です。厚労省は当時の関連職員を辞令で施設異動を行い事案の露呈を防ぐ。このような極めて不当な事後処理でさえも今回の公益通報事案と同様、過去から同じ事が繰り返されているのです。
 今でも公表されておりません。しかし、真実は必ず露呈するでしょう.....。

 当時、私は最後まで戦えませんでした。病院、厚労省に対する実名の内部告発と同時に多くの出来事が私を襲いました。実母のがん発症(初発)そして追い打ちをかけるような長男の大病(呼吸停止、痙攣、記憶喪失)私自身、内部告発に伴うストレスで目(今回は左目の事実上の失明)の視力障害とそれに伴うレーザー手術、頻回な急患受診、腹痛と家族共々、まさに地獄の様な日々でした。
 内部告発したことに対する仕打ち、影響、私と家族を取り巻く環境から私は最後まで戦うことが出来なかったのです。世間に対する公表は事案の大きさ、影響から必ず行うわなければならない。責任が不明確なまま、闇に埋もれさせれば、必ず同じ事が起こる。職員もがんの転移のように各医療施設に異動する。何の反省もなく。
 私は母のがん、長男の大病、自らの健康被害に耐えきれず、これを理由に最後まで信念を通すことを断念したのです。言い訳は、どうすることも出来なかった。精一杯やった。この事案以降の患者さんに対する安全は確保された、これで良いじゃないか。十分だ....。それよりも母、子、家族、自分だ。そんな理由をつけたのです。
 正直に言います。私は押しつぶされました。大きな後悔を残しました。
 そして今回の事案(2007年から2011年、ある医療機関で発生した事案に基づく公益通報2011、2012年現在)

なぜ、私の家族は相次いで病魔に冒されたのか。なぜ、私が行く先々で忌まわしい、不正が行われているのか、それもほとんど酷似した事例、同じような展開、、、司法試験の経験....人生観....患者の苦しみ..

動機
 
 私は世俗に汚れた罪深い人間です。多くの罪を犯し、人を傷つけました。しかし、人とは違う人生経験から強い精神力を得ました。そんな私を神様は選び、わざと苦難を科した。天罰かも知れません。 母、妻そして子共に病魔を使わし苦しむ患者や病気の苦しさを見せた。常識では考えがたい悪しき事案を複数回、私に体験させた。偶然とは思えない。
 人生は一度しかない、後悔したくない。人の為に役立ちたい。もう逃げたくない。


 どんなに辛くても、苦しくとても、病気で苦しむ患者さんの為に戦おう。真実を公表し適切な正しい医療に寄与しえるような行動をしよう。二度と逃げる事なく。これから先の人生はボロボロになるだろう。多くのものを失うだろう。しかし、かけがえのない最も大切なものはここにある。それが解った。

 社会的正義、真実の公表、苦しんでいる人たちのためにも公益通報という場において目的を実現させたい。公益を守りたい。何より病気で苦しんでいる患者の為になりたい。私の人生を後悔で終わらせたくない。精一杯生きたい。どんな苦難が降りかかろうとも最後までやり抜く。子供にもそう教えている。


                                             
天秤

 私の心には天秤がありました。片方には学歴、キャリア、経済、将来、家族の笑顔や幸せ、人脈多くの友人、恩師、親戚....多くのかけがえのないもの。
 片方には、信念、医療従事者としての倫理、過去の贖罪、後悔、人生観、不安、恐怖....

 ほとんどの人は片方を考えることなく選ぶでしょう。しかし、私には出来なかったのです。そしてその選択がどんなに私を、そしてかけがえのない家族を傷つけるかが解っていても目をそむけることが出来なかったのです。

                がんで苦しむ妻、2人の子は私と共にあえて苦難を背負う天秤を選びました。
                資産家でもない普通のいち市民、多くの傷、苦難を有する小さい家族でした。

公益通報の概略


 私が勤務していた職場は常識では考えられない重大な医療ミス、不祥事を頻繁に発生させ組織的に隠蔽していた。幾ら注意しても特定職員は反省もせず無視状態、上司は隠蔽を指示、同僚職員は麻痺していった。究極的にはがん患者である妻の採血検体を破棄され、偽装のデータを入れられるなどの犯罪行為さえ行われた。....一時、私の恩師ともいえる方が上司として着任したが、その上司でさえ精神的疾患に罹患し、諦めと失意で職場を去った。職員は何も考えず平然と不祥事を繰り返し、隠蔽を繰り返した。
 
 私は複数の事実を事ありごとに、病院上司、幹部、会議などで頻繁に問題提起し、改善を要求、労務提供先、勤務先に内部公益通報したが、病院幹部は業務命令、究極的には左遷人事という形で私に圧力をかけた。明かな公益通報妨害である。

私は弁護団の援助のもと、厚労省に公益通報した。しかし、この情報さえ厚労省は病院に情報漏洩し行政からも公益通報妨害を受けた。更に多くの確実な証拠を弁護団と共に厚労省に提出したはずなのに、厚労省は地方自治体に本件をたらい回しにした。

国会議員も接触してきたが、一つの事務所を除き、ほとんどが民主党に対する責任追及の一要因として利用しようとの思惑が見え隠れしていた。落胆しました。

このような状況下、病院側の隠蔽の確実な証拠、行政の不適切行為(情報漏洩疑惑、たらい回し)が確実であった為、私は公益通報先の対象を外部機関、マスコミに絞った。
マスコミは当然、各紙大きく報道し、社会的問題になった。新聞、TV、週刊誌、ネット....マスコミの特質、各記者の器量などにより公益通報は大きく左右された。調査さえ行わなかった厚労省は世論と報道により勤務先、労務提供先の病院に調査命令を出した。


病院側は調査委員会を設置、調査を行った。私は頻回に公平中立な調査を要望したが、病院側は第三者も入れずに、まさに不当な身内調査を行った。調査委員会側は組織的隠蔽や公益通報妨害に対しては一切、調査をしなかった。病院は一部の事実と隠蔽を認めて謝罪会見した。
謝罪会見の翌日、,本件に対する週刊誌の取材に病院トップが取材に応じ、内容の一部が大きく掲載された。                        
                「大した問題ではなかった。公益通報者は嘘つき」
                                      その他、考えられない発言の数々..

多くの医療不祥事を発生させ、隠蔽したことは大した問題ではなかったのだろうか。患者さんに影響が出なかったことは幸運であったと思うのです。多くの識者は口を揃えて以下のようなコメントを出しています。世論も同意見です。

「事案の問題は患者に影響が出たか否かではない。むしろ、病院側がこのような不祥事を頻発させ隠蔽した事、自体にある。通常では考えられない重大な行為。真実を適正調査し報告するべき」


                       2012年4月現在でも、病院側による圧力は続いている。

 「全ての文章、録音の証拠を出せ。拒否すればそれ相応の対応をする」....業務命令....。脅しなのだろうか。自分たちが謝罪会見したのに、調査報告書を既に出しているのに。それほどまでに報復したいのか。組織とは所詮そのようなところなのか、良心はないのか.....。

確実な証拠は出しても都合が悪いならば除外する...。不作為で調べない。調査書にさえ記載しない。

公益通報に対する妨害行為
公益通報の対象となった労務提供先(勤務先)の不当調査、身内お手盛り調査

                                              もご参照下さい
     

結語
                     公益通報から生じた多くの事実、問題、......その後


私は自身の公益通報経験から公益通報における問題点を公益通報者、労働者視点から解説し、公益通報制度がより有意義に運用され、多くの公益が適正な手続きももと保護されるように心から望みます。
 
公益保護という立法趣旨が実現され、公益通報者が適正な法律手続きのもと、保護されることを切に願います。

           私は、内部告発や公益通報を行う人を公益通報者の視点から支援します。